ついで買いをしてもらうには。「テンション・リダクション効果」
こんばんは。
久しぶりにブログを再開したけど花粉症が昨日からひどいことで有名な福島です。
いや〜、、、
きついっすね…
もはや鼻の両方にティッシュを詰めたまま通勤ラッシュの中央線に乗ってとなりのサラリーマンに「きもっ!」と思われても構わないレベルです…
朝起きて目も腫れてるし…
どのくらい腫れているかというと?
鏡を見て目が腫れてる自分の顔が…
のび太のように…
目が3…
ん?
あ、よく見ると口も3や…
(知らなんだ…)
…
…
…
(どーでもいいわ。)
と、いうことで、
では、本題です。
私は物を売る仕事をしております。
いつも悩ましいのが、
一品単価を上げるべきか、、、
一件単価を上げるべきか、、、
はたまた、、、
どっちもしなければいけませんが、
今日は一件単価を上げるための
『ついで買い』の心理を紹介します。
業界用語で、
『テンション・リダクション効果』
と言います。
スーパーで買い物しようとしている時、
レジ横にあるチョコレートをついカゴに入れてしまったという経験はありませんか?
わざわざお菓子コーナーにチョコレートを買いにいくことは無くても、なぜかレジに並んでいる時につい買ってしまった…と、いうことがありますよね。
これは、『テンション・リダクション効果』という心理効果を巧みに使ったセールス手法です。
人は緊張状態から解放された瞬間に、気が緩むという心理です。
テンション…緊張状態。気が張っている。
リダクション…緊張状態から解放。
このリダクションが、
いわゆる「緊張の糸が切れる」というやつです。
気が緩んだ状態は、注意力や判断力が低下してしまいます。この瞬間が単価を上げるチャンスなんです。
しかし、いくら気が緩んだとしてもメインの買い物より高価なものはさすがに買いません。
ついでに買える小物を会計のレジの近くに置くんです。
「これもどうですか?」と、言葉でアテンドしてもいいんですが商売っ気を察知され嫌がられることもあります。
さりげなく置いておくんです。
そう、ニンテンドースイッチの横にそっとスプラトゥーン2を置くように…
これの横に…
このスプラトゥーン2を、、、
(やりこんでもなかなかうまくならない…)
関連する商品なら、なお良しです。
このように、テンション・リダクション効果を巧みに利用することで、買い物の場面では「ついで買い」を誘発します。
買うまでの、
ほんとに買っていいのか?
他にもっと安くて良いものはないのか?
大阪ナオミはほんとに日本人の血が入っているのか?
透明人間の薬をゲットしてもエロいことをせずに自分は我慢できるのか?
という不安や疑問、葛藤をクリアした瞬間の
「リダクション状態」こそ、
ついで買い(ついで売り)のチャンスです。
会計レジの近くを見直してみて、
ぜひ皆さんの商売に結びてけてみてください。